近年特別支援学校利用者の増加に対応するため、埼玉県立戸田翔陽高等学校の敷地内に新たに整備する特別支援学校です。北側隣地の環境に配慮し建物を南東に配置しています。南側に教室棟、北側に屋内運動場、中央部に昇降口及び送迎用のバス乗降通路を配置しています。1階から3階まで生徒が利用する階、4階が管理部門になります。敷地を有効利用するために屋外プールを屋内運動場の上部に配置しています。既設の高等学校内に整備することから、インクルーシブ教育を図る目的で渡り廊下を介し、学校間で行き来でき、両校校舎の間に交流広場を設け交流を促しています。地域に開けた学校にするために、一般の方が利用できる生徒が授業で給仕するカフェを設けています。
内部空間の設えは生徒が長時間生活する普通教室には埼玉県産の杉を使用し温もりのある空間としています。